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春日台太極拳クラブ 加藤久雄会長
(2006年11月30日発行の協会ニュース35号に掲載されたインタビュー記事です。)
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今回は昨年※2段、B級指導員に合格された春日台太極拳クラブの加藤会長のお話を伺いました。
※取材時
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- まずは、太極拳をはじめられたきっかけなどについてお話いただけますか?
以前は合気道をやっていたのですが、少し膝を痛めてしまいまして、しばらく運動から遠ざかっていました。何か定年後にも続けられるスポーツはないかと考
えていたのですが、合気道の先生が太極拳を勧めてくれたこともあり、やってみようかなと思い立ちました。近所では練習できる場所がなく県の広報誌で根岸で
の講習会を見つけそれに参加しました。でも春日台から横浜までは少し遠いので、どうしようかなと悩んでいたところ、たまたま大和で買物をしていたときに桜
丘のポスターを目にし海井先生のご指導を受けるようになったわけです。
3,4年たったころでしょうか、やはり自分の地域で広めたいという気持ちが強くなりクラブを立ち上げました。当初は中尾先生にご指導いただいておりましたが、いろいろな事情があり私自身が教える立場になり今に至っています。
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クラブをスタートしたときに3級でしたから自分でもわからないままに人に説明しなくてはいけないというのがとにかく大変でした。もっとも説明が難しいと
思うのは今も同じで「緩んで」と言うだけではなかなかうまくいきませんよね。また春日台では定期的な募集をしておりませんので会員が口コミで集まってきま
す。良い面もいろいろあるのですが、以前からの会員と新しい方とのバランスが課題になります。どこのクラブも同様なのでしょうが会員が多くなると少しずつ
各人のニーズが異なってくるのでその調整も重要だと思っています。
ある会員の話なのですが、転んだときにカエルのようにベタッと倒れるのではなく格好よく転ぶことができるようなったとのことです。こんな話を聞くと何か嬉しい気持ちになり、太極拳をやっていてよかったとしみじみ思いますね。
最後のお話が加藤会長らしく印象に残りました。ありがとうございました。
(厚木 浅川 記)
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