一般のひと用情報


会員のひと用情報


その他

 大和市太極拳協会

トップページへ戻る

お問い合わせは管理人にどうぞ


協会ニュース51号 - 3段合格者インタビュー

広星会 川内野拓二

(2011年2月4日発行協会ニュース51号に掲載したインタビュー記事です。)


 受かるとは思っていなかった。
 一年前から今年こそはと思って練習はしてきました。2月に左足静脈瘤の手術をしてから体を作らねばと思って近くの引地台公園で毎朝歩くことを始め、最後はスロージョギングに落ち着きました。30分ほどやった後、基本的な練習を1時間ほど続けました。
 試験が近づくにつれ不安が増してきましたが、大和の先輩の方からの適切な指導を受けることが出来、だいぶ落ち着いてきました。
 12月11日の講習会の講師の方は、「形はいいから自分で力が抜ける方法を見つけ出して、それでやったらどうか」との示唆があり、その捉えかたは新鮮でした。けれど講習会が終わってリハーサルは、試験委員のド真ん前の位置でガチガチになってしまい、とてもじゃないがこれでは駄目だと思い、途方にくれました。しかし、朝起きたら少し気持ちは落ち着いてきました。
 本番の試験順番は最終組で、2時間ほど時間があったので1時間ほど「どうやったら力が抜けるか」を考えて練習しました。大分落ち着いてきたので「よし!これで行こう」と決めました。その時は受かりたいという気持ちはほとんど消えていたと思います。
 起勢の時は天の声が聞こえて比較的冷静にやれました。「あと一年間はやろう」と思っていましたので終わった後は割にすっきりした気持ちで帰ってきました。翌日からまた引地台公園で走りました。合格の通知を受けた時は「本当かいな」の感じでした。大和の先輩方のおかげです。
 試験の要求を捉えて練習を続ける。機会は巡ってくる。受け続ける。これが総括です。