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 大和市太極拳協会

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協会ニュース56号 - 3段合格者インタビュー

西鶴間太極拳クラブ 山本律子
「三段に合格して」

(2012年3月30日発行協会ニュース56号に掲載したインタビュー記事です。)


 え~っ、三段合格~!
 結果通知を頂いた時は、信じ難く動揺して「私が?」とドキドキの胸中でした。
 また、日が経つにつれ嬉しさよりも、何か大変な事になってしまったように思え、プレッシャーが募り、心・技・体が空回りしているようで・・・・・。
 受験動機も、「受けないの?受けようヨ!」と促され体験のつもりで臨みました。
 事前講習会で会場の床がジュータンであることに驚き、足裏の踏み具合の感触に不安が募りました。また、グループ別に講習が始まり、皆で一緒に套路を始めたところで、私の速度が速かったため、講師に注意され、すっかり舞い上がり、緊張も手伝って11月と云うのに汗だくで・・・・。
 すると、何と、ゆっくりとしたスピードで行っていくと、いままで日々の練習で動作一つひとつを手取り足取り根気強く教えて頂いても出来なかった事がフッと出来たような気がしたのです。

『は~い、前脚におろしてゆっくり踏んで~「パカッ」
は~い、ゆるめて、広げて、つなげて~
は~い、この辺から背中を起こし始めて~
は~い、完成一寸前から落ちつく、落ちつく、落ちつく
は~い、くつろいで~』

等、日頃の先生の言葉が天の声として聞こえてきたのです。不思議です。有難く思いました。
 このような現象に私の背中が押され、合格に導かれたものと思っています。
 ご指導ありがとうございました。

 なお、一次検定・推手の第一歩からご指導頂いた先生方、甲さん、乙さん、そして合格を喜んでくださった方々に感謝いたします。
今後も上歩したら退歩し、とゆっくり楽しみながら永く太極拳を歩み続けたらと考えております。引き続き、ご指導の程、よろしくお願い申し上げます。