一般のひと用情報


会員のひと用情報


その他

 大和市太極拳協会

トップページへ戻る

お問い合わせは管理人にどうぞ

大和市太極拳協会ニュース43号

2008年12月15日発行

目次

協会ニュース一覧に戻る


 今回は昨年2月に設立した下福青空会の河野桂子氏からの便りをご紹介します。
 「下福青空会(会員数35名)は地域の方々に声をかけて体育の秋に太極拳を楽しむ事業を行いました。
 9/29-30 の一泊研修旅行(参加者33名)では、中尾先生の講座に地域の方々から感激の声を頂きました。
 10/11 はふれあい下福田中学校バザーにアトラクションとして参加。幼稚園鼓笛隊、伝統獅子舞、玉簾、老人会フラダンスの参加者や学校関係者の方々との楽しいふれあいが出来ました。
 10/12 渋谷西地区体育祭(世帯数7000 世帯)に参加。青空の下の太極拳は最高の気分でした。体育振興会の方、下福田小学校の先生、13の自治会の会長さんと交流ができました。
 10/19 下福田コミセンまつりに全員表演服で参加しました。大木市長との記念写真や普及活動が出来ましたことが大きな収穫です。関係者の方々のご理解やご好意に感謝の気持ちでいっぱいです。更に発展できます様に精進したいと思います。」 数回の打ち合わせを経て、選曲、演目を決めました。剣と24式を朗々とした吟詠の流れに身を任せ、ゆったりとした気分で表演できました。会場は満員の人たちで、拍手喝采を受け成功裏に終わることができてホッとしています。異なる会のコラボレーションですが吟詠と太極拳がどこかでしっかりと結びついているのでは・・・と新しい発見もありました。好評だったので次回も一緒にしましょうと誘われています。

下福田中学校バザーでの下福青空会の皆さん 
下福田中学校バザーでの下福青空会の皆さん

先頭に戻る

 11月29日に北大和小学校で開催されたカルチャークラブにカンフー体操の講座を設けていただきました。
 このカルチャークラブは北大和小学校のPTAが主催する行事で今回が第8回だそうです。講座はバレーボール、ラグビーなどの運動系からお菓子作り、竹トンボ作り、油絵などの文科系まで21講座を数えます。全体の参加人数(児童)は約750人を数えるのですが、カンフー体操の講座は1年生5人を含む13人の児童と世話役の保護者2人でした。指導者は下鶴間太極拳クラブの延原先生で、約1時間半の講習でカンフー体操ⅠとⅡを行いましたが、子どもたちの呑み込みの早さに驚くとともに、元気な子どもたちから、たくさんの元気をもらったそうです。最後の「足もみ体操」では1年生の子供から「気持ちイイ~」という声が聞こえました。たくさん頭と体を使って疲れたのでしょう。
 北大和小学校でのカンフー体操講座 
北大和小学校でのカンフー体操講座

先頭に戻る

  • コラム~中国武術の話
 中国といえば広場や公園などで、集団にて太極拳をやっているイメージがありますが一般の人々が始めたのはこの30年ばかりのことだそうです。それまでは、特定の武術家が修行するものだったのでしょう。
 以下にNHK テレビで放送された「カンフー絶技のすべて」を参考に中国武術について紹介します。
 中国武術の心得とは、次の二つです。
心正則拳正(心正しければすなわち拳も正)
心邪則拳邪(心邪なればすなわち拳も邪)

そして中国武術には次の3大流派というものがあります。
・河南省 少林寺の少林派
・湖北省 武当山の武当派
・四川省 峨眉山の峨眉派

 少林派は中国最大でかつ、最古の歴史を持つ流派で、「禅」と武術の厳しい修行から生まれたものです。
中国武術イコール少林寺というほど世界的になった少林寺拳法は495年建立された少林寺から発展したものです。
 武当派は道教の「不老不死」「陰陽」の思想をもつ中国伝統的宗教からできあがったもので、太極拳は武当派に属します。ちなみに白と黒の勾玉で表す図(太極図)は「陰陽」を表しています。
 峨眉派は、仏教と道教の影響を受けながらも独自の技を作り上げてきました。動物の動き(猿とか鳥等)の観察から技を生み、身近な道具を武器として使います。特に女性の武術家によって作られた優麗な技も多いということです。
 中国武術とは、カンフーのこと。カンフー体操とは中国武術体操だったのですね。

先頭に戻る

協会ニュース一覧に戻る